日本語の学習者が「自分のこと/自分の考えを伝える力」「伝え合う・語り合う日本語力」を身につけることを目的とし、日本語によるコミュニケーションの中でも「対話力」に重きをおいて指導しているのが嶋田和子先生(一般社団法人アクラス日本語教育研究所代表理事)。
独自に開発した指導法を「できる日本語」(アルクより出版)にまとめ、現在も大学や日本語学校などで指導している。
浜松日本語学院(静岡県浜松市)で開催される2017年浜松日本語学院 教育実践報告会・講演会「伝える・つながる・創る力」を育む日本語教育~介護を通して地域社会で『生活』する人々とのつながりを考える~」で、嶋田先生が講演を行う。
また、第2部では「日本語の学びを通してつながる地域社会」をテーマにしたシンポジウムも開催される。
★3月28日追記 報告レポートが掲載されました★
3月20日の「実践報告会・講演会『伝える・つながる・創る力』を育む日本語教育」の報告レポートが、アクラス日本語教育研究所のサイトに掲載されました。
当日の概要の他、嶋田和子先生の基調講演、浜松日本語学院教務課長の松葉優子先生の教育実践報告、シンポジウムの資料を読むことができる。
「日本語の学びを通してつながる地域社会」に興味のある方にとって、貴重な資料となっている。
概 要
特別講演 嶋田和子氏
「できる日本語」がめざす日本語教育
教育実践報告 「地域力を育む日本語教育」
浜松日本語学院教務課長 松葉優子氏
学生 ピーケースーマン(ネパール)他
シンポジウム
「日本語の学びを通してつながる地域社会」
ファシリテーター 嶋田和子氏
登壇者
公益財団法人浜松国際交流協会チーフコーディネーター 内山夕輝氏
社会福祉法人天竜厚生会福祉サービス事業部課長研修センター所長 横溝智子氏
浜松日本語学院 校長代理 竹下知宏氏
日時 3月20日(月・祝) 13:30~17:00
会場 浜松情報専門学校8Fホール(静岡県浜松市)
参加費無料、申込不要