公益社団法人自由人権協会(JCLU)は、10月1日に70周年記念シンポジウムとして「デジタル時代の監視とプライバシー ― 市民によるコントロールのために ―」を開催する。
今、テロ対策や国家安全保障を旗印に、国家による監視が強化されている。
安全・安心のためならプライバシーが犠牲になることはやむを得ないのか。増大する国家の監視活動に対し、市民はどのように対応したらよいのか。外国における取組みなどを学びながら考えていく。
同シンポジウムでは、映画にもなっている話題の人物、元CIAのスノーデン氏に、NHKクローズアップ現代のキャスターを務めていた国谷裕子さんがライブインタビューする。
また、アメリカで人権に関する活動をしている弁護士のシャピロ氏、プライバシー権に関する国連特別報告者で、共謀罪法案に対する懸念を表明する書簡を安倍首相に送付したケナタッチ氏の講演も行われる。
JCLU70 周年記念シンポジウム
「デジタル時代の監視とプライバシー
― 市民によるコントロールのために ―」
概要
ライブインタビュー
米国国家安全保障局による 大量監視の実態と日本
エドワード・スノーデン氏(CIA、NSA及びDIAの元情報局員)
インタビュアー:国谷裕子氏
講演1
9.11 以降の監視強化の動きと ACLU の闘い
スティーブン・シャピロ 氏 (弁護士、アメリカ自由人権協会前リーガル・ディレクター)
講演2
大量監視とプライバシー保護のための仕組み
ジョセフ・ケナタッチ 氏 (マルタ大学教授、プライバシー権に関する国連特別報告者)
司会 井桁大介(JCLU理事・弁護士)
日時 10月1日(日) 13:30-17:30
会場 一橋講堂 (千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター内)
参加費 1000円、申込み制 9/23 追記 満員につき、申込は終了