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高校生がレポート「サイバーセキュリティセミナー」

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“得る”Cafe高校生レポーターが伝える

子供が主役のサイバーセキュリティセミナー

 埼玉サイバーセキュリティ推進会議は、8月10日(木)浦和コルソ7階ホールで第7回サイバーセキュリティセミナーを開催した。

 今回のテーマは「子供が主役のサイバーセキュリティセミナー~防ごうネットトラブル!育てよう情報モラル!~」。

 ソーシャルゲームなどを運営しているグリー(株)の講師によるセミナーの他、小中高校生児童・生徒によるグループワーク、児童・生徒、教員、保護者によるパネルディスカッションも行われた。

 今回、初登場の“得る”Cafe高校生レポーターの吉田徳志が様子をお伝えします。

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第7回サイバーセキュリティセミナー
概  要
講演 正しく怖がるインターネット  
グリー株式会社 小木曽 健

第2部 グループワーク(小、中、高校生による)
テーマ:インターネットの落とし穴~トラブルはこうして生まれる~

第3部 パネルディスカッション(児童・生徒、教員、保護者)
テーマ:ネットの安全大人の考え子供の考え

日時 8月10日(木) 13::30~16:30  
会場 浦和コルソ7階ホール
参加費無料

詳細はこちらへ


インターネットにおける個人情報の恐ろしさを学ぶ

 セミナーの第1部ではグリー株式会社の小木曽さんによる「正しく怖がるインターネット」という講演がありました。

 まず、ネットに個人情報を晒すということはどういうことなのか、渋谷のスクランブル交差点で個人情報を書いたボードを掲げているのと同じ、またはそれ以上のことをしていると、例えを用いてネットがどのようなものなのか分かりやすく説明していました。

 前から個人情報をSNSなどに上げている同級生などを見て、気が知れないと思っていたのですが、具体的なイメージが持てたので、その姿を想像して笑いそうになってしまいました。

 次に、数年前に起きたコンビニのバイトがアイスケースの中で寝ている写真がネットに流れ、その店が閉店してしまった事例を取り上げ、ネットの恐ろしさ、そして個人特定の恐ろしさについて力説していました。

 そこでこの事例が『炎上』という言葉が使われ始めたきっかけだということや、地球上の人間は間に5人知り合いを挟めば繋がってしまうことなどを知りました。

 炎上するような事例は初期段階で100万人以上が見ているらしく、それだけの数の人がいれば、ほぼ100%本人を知っている人がいるため3,4時間で個人が特定されてしまいうこと、友達限定で公開してもスクリーンショットで広まってしまうこと、知り合いでも拡散してしまうこと、何回引っ越しても当事者が燃え尽きるまで特定され続けることを学びました。

 個人情報が知り合いを通して漏れてしまったり広まってしまうことが信じられなかったのですが、その場のノリだとかあまり親しくないという理由なのではないかと思いました。

 また、知り合い以外でも個人情報が特定されてしまうことを知りました。その方法とは、近くの道の特徴、特定の場所までの距離、駅の数などから特定するという方法です。それからネットに自分の居場所、行動パターンなどを出すことにも気を付けなければいけないと学びました。

 また、炎上のその後について、ひどいと数年後、数十年後の入試や就職、結婚などに関わることが分かりました。合格、内定の取り消し、破談など一回の炎上で人生がダメになってしまう恐ろしさを感じました。

 最後に絶対に失敗しないネットの使い方を学びました。

 新しい技術によって日常とネットの境目がなくなってしまい、日常とネットが繋がってしまうのではないかという問いに対して、日常とネットの境目は今でもなく、日常とネットは繋がりっぱなし。

 日常生活でやっていいこと、つまり家の玄関に貼れるものはネットに書いて大丈夫。ネットはすべて玄関の外側、何かやれば特定されると解説していました。

 私はこの講演を通して、今までのネットの認識を再確認するとともに、これからもネットで何かするときは、安易な行動をしないように心がけていきたいと思いました。

小・中・高校生がグループワークで意見を出し合う

 第2部では「インターネットの落とし穴~トラブルはこうして生まれる~」というテーマで学校ごとに分かれてのグループワークが行われました。

 1グループに児童、生徒が5人、ファシリテーターとして埼玉県ネットアドバイザーの方が1人の6グループがありました。

 2つの事例について、意見を『この後どうなると思うか』、『何が悪かったのか』、『どうすれば良かったのか』、『誰が悪いのか』の4つに分けて話し合っていました。

 小学校の2グループでは、初めから活発に話し合いがされていたり、メモを取っている子がいたり積極的に活動していました。

 中学生の2グループでは、最初の方はファシリテーターの方が引っ張っているように感じられたのですが、緊張がとけてきたのか途中から自分たちから話し合いをし始め、次々に意見が出るようになっていました。

 高校生の2グループでは、自分たちの発言に責任を持つようになったのか口数が終始少なく、自分の中で十分に練られた意見を出しているように感じました。

パネルディスカッション
「ネットの安全 大人の考え 子どもの考え」

 第3部では第2部でのグループごとに4つに分けた意見で「ネットの安全 大人の考え 子どもの考え」をテーマに、それを書いた画用紙を使ったパネルディスカッションが行われました。パネリストは小中高の先生方やPTAの方、各グループの代表者1名で各班の考えや今起きているネット問題の現状などを話していました。

 事例の中で出てきたオジサンを憐れむなど、会場全体が笑ってしまうような意見もありました。小中高と並ぶとそれぞれ考えが違っていて、おもしろいと思うとともに、自分と同じ高校生でもお金の誘惑に負けてしまうなど、自分とは違う意見が聞けて面白いと感じました。

 最後に、このセミナーに参加して、ネットに対する自分とは別のイメージや自分とは違う考えを発見できてよかったと思います。このようなセミナーがあればまた参加したいです。

(“得る”Cafe高校生レポーター 吉田徳志・埼玉県)

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