第2回 自己イメージを明確にするために“自己分析の枠組み”を活用する

こんにちは、山木戸です。
第2回のテーマは、【自己イメージを明確にするために自己分析の枠組みを活用する】です。

 青年期に遭遇する急流の中では、仕事/生活に大きなストレスが掛かります。これを乗り切るために、それぞれの組織の中に、画一的な「育てて、活用するキャリア開発」のプログラムがありました。このプログラムを受けて、仕事にまい進する日々を送っていきます。

 中年期になると、誰しも人生後半について考えるようになります。
 そして、一度立ち止まって自らの人生のシナリオを思い描くと、自分には人とは違う働き方、暮らし方があるのではないかと思い当たります。

 また、組織の中にいて『ある年齢』に達すると、これより上に登ることができない目に見えないガラスの天井の存在に気づかされます。例えば、50歳を超えると昇進/昇格などの面では頭打ちの状態となります。

 このように中年期以降の人生について、多くの人は行き詰りを感じます

 このライフステージの課題を乗り切るために、「三つの問い」を内省することを提案します。
 自己イメージを確立するための枠組みである「三つの問い」を活用して、これからの自分らしい働き方/暮らし方を明確にしましょう。

●やってみたいことはなにか!
妥協せず追求するこだわりを持っている。

●得意なことはなにか!
自らの価値観/能力を明確にして、得手に帆をあげる。

●求められていることはなにか!
自らの得意分野を持って、社会の要請や他人のニーズに結び付ける。

 自己イメージを確立するとは、三つのそれぞれの分野から導き出された思いが重なり合って一致する中核ポイントを発見することです。(図を見てください)

クリックで拡大

 これまでの人生行路を顧みて、自分の得意技を探して、生かしていくことが人生デザインであり、自らが目指す山を見つけて「山登り」へチャレンジすることが、幸せな将来(中年期以降の人生)につながります。

 ライフステージの課題を乗り越える努力を続けることによって、人間の能力は進化していきます。                                    

 次回は、ライフステージの課題を乗り越えるために、新たな可能性を拡げる自己分析の枠組みを活用する方法を考えます。

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●第1回 生涯生活時間が長くなる中で“自らの中高年期を、何にかけるか” こちらから


山木戸 啓治  Keiji Yamakido

<プロフィール>
上級生涯生活設計コンサルタント
一級ファイナンシャル・プランニング技能士
CFP(日本FP協会)
社団法人 日本証券アナリスト協会検定会員

平成15年より、ファイナンシャル・プランナーに就任し、生涯学習センター・公民館・大学の公開講座などで生涯経済設計の講師を務め、平成16年度・17年度には福山大学経済学部客員教授を兼務すると共に、企業の退職準備ライフプランセミナー、及び地方公務員の退職準備・生活充実ライフプランセミナーなどで講演活動を行う。
平成22年7月に定年退職し、その後も継続してライフプランセミナーの講師として活動中。

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