聖徳大学(千葉県松戸市)の聖徳博物館で、奈良絵本・絵巻の展示会が行わている。
奈良絵本・絵巻とは、室町時代後期から江戸時代にかけて制作された手作りの美しい絵本や絵巻のことで、御伽草子(おとぎぞうし)や物語、随筆など様々なテーマで描かれている。
内容を述べる詞書(ことばがき・文章)と、それに対応する挿絵が交互に配列され、まさに現代の絵本の原点ともいえる。
同展覧会では、聖徳大学が収蔵している奈良絵本・絵巻コレクションの中から『浦島太郎』、『伊勢物語』、『竹取物語』など、馴染みの深い題材の作品が展示公開される。
聖徳大学収蔵名品展 奈良絵本・絵巻
会期 2018年4月1日(日)~ 7月28日(土)
2018年9月3日(月)~11月30日(金)
時間 9:00~17:00
(休館:毎日曜日・祝日と学業日程による休業日
観覧料無料