大阪国際大学(大阪府守口市)国際教養学部の久保由加里准教授のゼミ生が、鳥取市の鹿野町で限界集落を観光交流空間へ変えていく協働活動「鹿野ちゃれっじ」に取り組んでいる。

第1回目の様子
その活動に欠かせない課題として「地域女性の参画」を提案し、ハイエイジを巻き込んだ「女子会」を企画した。
昨年12月に人口170人の河内(こうち)地区で1回目を開き、第2回目の今回は「河内の昔ながらのお雑煮を食べよう」と題した女子会を2月20日(火)12時から河内地区生活改善センターで開催する。
河内地区はそのほとんどが農家で、昔ながらの良さがある一方、高齢化率が50%を超えており、NPOいんしゅう鹿野まちづくり協議会等が地域づくりに奮闘している。
そこへ学生たちが、新しい風を吹かせるべく地域づくりに熱心に取り組んでいる。
これまで活動に参加するのは男性ばかりで女性の意見を聞く機会がなく、地域づくりにおいては女性目線も大事にしたいと考え、「女子会」を開くことを提案。
第1回目は大雪にもかかわらず、10名もの女性たちが集まって楽しいひと時を過ごした。
第2回目の今回は、学生たちが大阪ならではのお雑煮も振る舞い、「お雑煮対決」を実施する予定。これからの地域づくりに、地域住民全員が自然な形で参画してもらうためのきっかけとしての大切なイベントと位置づけている。