障がい者アートを支援 アールブリュット推進協議会、新ソーシャルビジネスを開始@和歌山

社会貢献しながら収入につなげる「アブリ・サポーター」制度

 NPOワークス・アールブリュット推進協議会(和歌山県御坊市)は、5月25~28日に東京渋谷で3回目となる東京コレクションを開催した。

渋谷の東急本店の裏側、個性的な店舗が並ぶ通りで東京コレクションは開催された。

 これを機に、同協議会は新たなソーシャル・ビジネス「アブリ・サポーター」制度を立ち上げた。
 
 アブリ・サポーター制度とは、アールブリュット商品を企業・店舗・団体などに販売・レンタルすると紹介料をもらえる制度。

概要 
1、アールブリュット商品を10%引きで購入できる。
2、企業・団体・店舗などに紹介。紹介者がアールブリュットの商品を購入すると、紹介料として10%もらえる。

 登録料は無料、年会費1000円。
 会員には、活動機関紙、プチクリスマス・プレゼントが送られる。

「アブリ」とは
 
 この「アブリ」とは、アールブリュットを通して社会貢献活動を行う人たちのことで、同協議会代表の玉置徹さんが作った造語「アールブリスト」の略語。

NPOワークス・アールブリュット推進協議会代表の玉置さん

 「作家さん、企業や店舗、そしてアブリ・サポーターのみんなにメリットがある仕組みなんです。アブリになれば社会貢献しながら収入を得られます」と玉置さん。

 実は、アブリ・サポーターへ支払う分、同協議会の収入は減ってしまうが、アールブリュットの認知度を上げたいと話していた。
 販売数が増えれば、作家、同協議会、アブリ・サポーターの収入につながるわけだ。

 この「アブリ・サポーター」制度は、社会性、事業性、新しい仕組みという革新性があり、経済産業省が推奨するこれからの『ソーシャル・ビジネス』の形だと玉置さんは語っていた。

詳細はこちらへ

NPOワークス・アールブリュット推進協議会
 2013年から障がい者のアート能力を育成する「あーとの教室」を開催し、2017年から障がいの有無に関係なくアート能力を育てる「わわわ学園」を運営。
 木造校舎の梁を移築した倉庫をリノベーションした「わわわ倉庫カフェ」では、作品の展示販売、イベント開催なども行っている。

公式ホームページ


カラフルな仮面も並んだ 東京コレクション

今年の東京コレクションでは、Tシャツをメインに、仮面やカラフルな絵柄のファブリックの雑貨なども展示販売。アールブリュットの本場、フランスでも好評だったというTシャツもディスプレイされていた。

*すべての写真はクリックすると拡大します。

<アールブリュット>「生の芸術」という意味のフランス語。美術教育を受けていない人が自発的に生み出すアートのこと。

(取材・まとめ “得る”Cafe事務局 いとう啓子)

昨年の東京コレクションの記事

猫のイラストTシャツはフランスでも人気があったそうだ。

原画や仮面も並んでいた。

カラフルでトロピカルな雰囲気のアパレル雑貨など

絵がかわいいトートバッグ

関連記事

  1. 開催報告:遠藤周作を読む~人間の弱さ・哀しさとは~@東京足立

  2. 写真レポ:読み聞かせフェスティバル@東京府中

  3. 開催報告:映画上映会「ホームスイートホーム」&回想法入門@埼玉県春日部

  4. 開催報告:ネットの書き込みなどによる被害への対処・防止について考えるシンポジウム@東京

  5. 動画公開:「絵本で世界を旅する」読み聞かせイベント@新宿

  6. 開催報告:明智光秀について学ぶ講座@東京足立

  7. 団体紹介:「生」と「性」を子どもたちに教える助産師グループOHANA

  8. 開催速報:持続可能な社会・なりわい・暮らしを考える交流会@兵庫

  9. 開催報告:親子講演会「発達障がいの僕から 母親から」@東京足立区

PAGE TOP