NPO法人Learning for All は、「子どもの貧困」の問題への理解を深め、「今、自分にできること」を共に考えるイベントを開催する。
同NPO法人の李代表理事が、Learning for All の創業以来続けてきた学習支援事業を通して見えてきた「子どもの貧困」の実態について講演する。
日本では、7人に1人の子どもが貧困状態。「子どもの貧困」は、1989年にUNICEFが定めた「子どもの権利」の侵害や機会の不平等を生み出すだけでなく、その放置により、労働参加率の低下や社会保障負担費の増加など、社会的な損失を生み出している。
それにも関わらず、子どもたちが抱える困難は、本人やその家庭環境の問題として見過ごされている、あまりに残酷な現状がある。
Learning for All は、困難な課題を解決するために、「学習支援事業」に加えて2016年より「子どもの家事業」を始めた。
さらに、より多くの子どもたちを支援するために、「学習支援のナレッジ展開事業」など、新たな事業にも挑戦している。
イベントの終盤には、参加者と李代表、職員やスタッフが、「子どもの貧困」の解決のために「今、自分にできること」を考えるための座談会を開催する。
日時 2018年7月25日(水) 19:30~21:30
場所 東京都新宿区住吉町8-21 白砂ビル3F
定員 15人
対象 社会人
参加費無料