手軽な果物の代名詞ともいえるバナナ。
日本にやってくるバナナの約8割がフィリピンから届く。
しかし、1982年に鶴見良行氏が著作『バナナと日本人』で、フィリピンのバナナプランテーションにおける農薬散布、不公正な契約、労働問題などを告発して36年。
残念ながら、それら問題の多くは現在に至るまで未解決のままとなっている。
エシカルバナナ・キャンペーン事務局は、公開セミナー「“甘い”果実の苦い真実~フィリピンからの訴え」を開催する。
同イベントは、フィリピンバナナの主要生産地であるミンダナオ島から招へいしたゲスト2名が、バナナの生産現場で今も続いている問題について講演。そして、参加者と共に、「バナナと日本人」の未来について一緒に考えていく。
公開セミナー “甘い”果実の苦い真実~フィリピンからの訴え
京都報告会 7月28日(土) 18:30~20:30
会場 ひと・まち交流館 京都 第四会議室
(京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83-1)
参加費 500円
<プログラム>
DVD上映(一部) 『バナナと日本人2018―“甘い”果実の苦い現実(仮)』制作:アジア太平洋資料センター 監督:村上良太
現地からの報告1
「バナナプランテーションと農薬使用-労働者と周辺住民の健康は?」チンキー・ペリーニョゴリェさん
現地からの報告2
「バナナ生産者を苦しめる大手企業との栽培契約」アーヴィン・サガリノさん
日本での取り組み 「あなたのお金が『人喰いバナナ』に?―金融と預金者の責任」Fair Finance Guide Japan
東京上映会+報告会 7月29日(日)13:00~16:30
会場 聖心女子大学グローバルプラザ 3F
ブリット記念ホール
(東京都渋谷区広尾4-2-24)
参加費 500円
<プログラム>
第1部
DVD完成記念上映『甘いバナナの苦い現実(仮)』制作:アジア太平洋資料センター 監督:村上良太
第2部
現地からの報告1
「バナナプランテーションと農薬使用-労働者と周辺住民の健康は?」チンキー・ペリーニョゴリェさん
現地からの報告2
「バナナ生産者を苦しめる大手企業との栽培契約」アーヴィン・サガリノさん
日本での取り組み「あなたのお金が『人喰いバナナ』に?―金融と預金者の責任」Fair Finance Guide Japan
共催:エシカルバナナ・キャンペーン実行委員会<アジア太平洋資料センター(PARC)、APLA、オルター・トレード・ジャパン(ATJ)>/Fair Finance Guide Japan