一般社団法人 あだち子ども支援ネットは、8月5日「学び場づくり」連続講座 第2回家庭力セミナー「カサンドラ症候群と、その困難、そして回復への道すじ」を開催した。
発達障害の人とのコミュニケーションが難しいために、家族や身近な人が心身の健康を損なう状態をカサンドラ症候群という。
第2回家庭力セミナーでは、このわかりにくい関係性と家庭への影響について、カサンドラ当事者であるSORAさんと、発達障害当事者の冠地情さんが医師、専門家では話せない本音を語った。
●2018年8月6日 追記
<イベントを終えて、主催者からメッセージ>
発達障害の家族を持ったときの…自分のパートナーが発達障害!
とてつもなく和解できない精神的困難な状況が家庭で起こります。
そんな状況下でカサンドラさんは、解決の糸口もなく耐えて耐えています。たくさんの本音トークが飛び出しました。そして、発達障害さんの方からも。わかりあえない立場の違う家族の疑似本音バトルトーク。
大変な困難さが理解できました。参加者46名の思いもまた、様々でした。
「家庭力」、家庭内バランスって重要です。どこの家庭にでも起きていることが、はっきりと言葉で表現されました。

セミナーの様子
●第1回家庭力セミナー 親子講演会「発達障がいの僕から 母親から」の情報はこちらへ
「学び場づくり」連続講座 第2回家庭力セミナー
カサンドラ症候群と、その困難、そして回復への道すじ
日時 2018年8月5日(日) 13:00 ~16:30
場所 東京未来大学こどもみらい園 501教室
(東京都足立区綾瀬)
定員 50人
参加費 500円(学生無料)