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「亀吉」デイサービス利用者が有償ボランティアで料理を作る@鵠沼海岸

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ざっとこんな内容です

・シニアライフセラピー研究所の概要
・デイサービスの利用者が有償ボランティアで働く「かめキッチン」
・第12回 謝恩会で「傾聴」に関する対談

————————————————————–

支え合う社会を目指して

 シニアライフセラピー研究所(神奈川県藤沢市鵠沼海岸)は、知恵者であるシニアの人生経験を活用して、地域福祉の向上を目指した活動を行っているNPO法人。
 皆が支え合い「おたがいさま」のこころで幸せに暮らせる社会を目指している。

 現在、ボランタリー事業として4部門26事業、収益事業として3部門12事業、合計38の事業を展開。職員、利用者、ボランティアとともに、「日本一の地域福祉のまち」鵠沼を目指して活動している。
 概要は以下のとおり。

●支援している主な活動
・亀吉 鵠楽舞(クラブ) 学びのサークル
・星の子・亀の子・風の子ロッジ ママさんが運営するボランティア
・ボランティアステーション 亀吉 ボランティアの情報を提供するボランティアステーション
・福祉よろず相談窓口

●主な事業(ボランタリー事業)
・街の生きがい便利屋 亀吉
鵠沼地区を中心に、近所での助け合い精神で活動するセミプロ集団

・憩いのサロン 亀吉
元気高齢者の憩いの場

・傾聴部門
 傾聴ボランティアを養成・育成し、傾聴ボランティアおよび講師の派遣

・研究部門
 「地域福祉研究事業」「傾聴研究事業」の2つの研究事業

●主な事業(収益事業)
・パン遊房 亀吉
 障害者就労継続B型を行う事業。ふるさと納税サイトの返礼品人気ランキングでパン部門全国1位を獲得した。

・福祉コミュニティカフェ 亀吉
 障害者就労継続B型・就労移行支援を行う事業所として、障害者が働いている。

・かめキッチン
 デイサービスの機能訓練と連携し、利用者が有償ボランティアとしてメニューの一部を作る。

・カルチャースクール亀吉
 神奈川県初のカルチャー式デイサービス。

同NPO法人代表の鈴木しげさん。鈴木さんは、視覚障害があるためにサングラスをしている。

・福祉住宅支援センター 亀吉
 首都圏初、全国でも5番目となる、NPO法人による宅地建物取扱業。

・地域福祉支援センター 亀吉
介護保険の居宅介護支援事業+障害福祉サービスの計画相談支援事業。

 

デイサービスの利用者が働く「かめキッチン」オープン

 今年6月にオープンしたカフェ&レストラン「かめキッチン」はテレビや新聞で紹介されるなど、先進的な活動として注目されている。

 かめキッチンは、同NPOによるデイサービス「カルチャースクール亀吉」と連携する事業。

 認知症や機能障害を患っているデイサービス利用者が、有償ボランティアとして機能訓練中にランチメニューの一部を作り、提供している。
 (日替わりメニューのランチバイキングは500円~)

NPO法人シニアライフセラピー研究所のホームページ

 

「第12回 謝恩会 2018」開催

(左から)澤村先生、鈴木代表。傾聴について対談した。

 6月30日、NPO法人シニアライフセラピー研究所は、12年目を迎えて「第12回 謝恩会 2018」を開催した。

 以前より“得る”Cafeでは、傾聴ボランティア養成講座や不動産の勉強会などを紹介してきた。今回、初めて謝恩会におじゃましたので、様子をお伝えします。

傾聴についての対談

 当日は、澤村直樹さん(心理カウンセラー)と、同NPO法人代表の鈴木しげさんによる対談「 傾聴をめぐって」が行われた。
 澤村さんは、日本傾聴ボランティア研究センター理事長で、「アクティブ・リッスン!『聞く力』を武器にする」「損しない人のほめ方の法則」などの書籍を発表している傾聴の専門家だ。

 鈴木さんは、主任介護支援専門員、社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士で、日本傾聴ボランティア研究センター副理事長でもある。澤村さんと共に、傾聴講座の講師も務めている。
 おふたりとも傾聴を指導しながら、自らも悩みを抱える人の傾聴も行っている。

傾聴の話に聞き入る参加者たち

自分を消して聴くこと
 
 最近、注目されてきている「傾聴」だが、いろいろなテクニックがあるそうだ。「あいづち」にもバリエーションがあり、どんな「あいづち」をするのかとても重要だという。

 傾聴は相手によって違う。自分を消して聞くこと、意識を相手に傾けることだという。
 自分だったらこうなのになどと考えず、意識を相手に傾ける。このことは、意外と難しい。筆者は、「傾聴」についてまったくの素人だが、改めて奥の深さを感じた。

 対談は、認知行動療法や臨床心理学の話にまで広がったが、最後の鈴木さんの話が印象的だった。

「過去の辛い話しではなく、将来どうしたいのか話していくと楽しくなっていきます。明るい話でおしゃべりすると元気になっていくんです」

かめキッチンの料理を食べながら、大喜利を楽しんだ。

 そして、「“いいじゃん”と10回言うと、元気な気持ちになってきます」と提案し、参加者みんなで「いいじやん」と10回声を出して言って、対談は終了した。

 その後、かめキッチンのランチバイキングを食べながら、高齢の方や親子連れなどが会話したり、和やかな時を過ごした。
 午後は、宝井琴調氏による講談・大喜利を楽しんだ。

 筆者は、高齢者施設で傾聴ボランティアを実際にやっておられるご高齢の方にお話を聴くことができた。ある女性は、相手の話に耳を傾けながら、自分も元気になるという。ボランティアの形にはいろいろあるが、傾聴ボランティアが人に与えるプラス効果はとても高いと感じた。
 
(取材・まとめ “得る”Cafe いとう啓子)

 

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