12月6日に、上智大学四谷キャンパス(東京都千代田区紀尾井町)で、「人を健康で幸せにするコミュニティをどう増やすか? -コミュニティキャピタル研究の試み-」というトークイベントが開催される。
主催は、NPO・市民活動・サークル向けのマネジメント支援サービスを行っているNPO法人CRファクトリー。
以下、CRファクトリーのHPより
世界で最も豊かでありながら、幸福度の低い国、日本。
幸福度が低いのは、人間関係の希薄化に原因があると言われます。
お互いに助け合い、支え合える人間関係は災害時だけでなく、平常時においても私たちに目に見えない恩恵を与えてくれていることが社会学におけるソーシャルキャピタル研究で明らかにされてきました。
犯罪防止や子どもの教育、そして健康増進にも効果があることが知られています。
かつては当たり前だった人のつながりがなくなり、
無縁社会とさえ呼ばれらようになってしまった日本社会。
人と上手に付き合えない人が増えて、学校や職場、地域の人間関係もギスギスしてしまいがちです。
そんな日本社会の中で人を健康で幸せにするコミュニティをどう増やせばよいのか。
私たちコミュニティキャピタル研究会はこの問題に2013年から取り組んできました。
この研究成果発表会ではこれまでの5年間の研究から見えてきたこの問いへの答えをみなさんにわかりやすくご紹介します。
スピーカー
川西諭(かわにし さとし) 上智大学経済学部教授
呉 哲煥(ご てつあき) NPO法人CRファクトリー代表理事
内容
1、研究の概要・成果
ソーシャルキャピタルの効果
コミュニティの状態を測定するツールの開発
コミュニティキャピタルの3因子
2、良質なコミュニティの効果
良質なコミュニティと健康・幸福との相関
その他パフォーマンスとの相関
3、良質な団体・活動をつくる方法
コミュニティキャピタルを向上させる講座・ワークショップの開発
4、より良い地域社会をつくるために
「社会参加」「居場所」「担い手」をつくっていく
小さく良質な団体・活動が、地域の健康・幸福・教育・治安をつくっていく
人を健康で幸せにするコミュニティをどう増やすか?
-コミュニティキャピタル研究の試み-
日時 2018年12月6日(木) 18:45~20:15
会場 上智大学四谷キャンパス6号館5階6-502教室
JR・地下鉄四ッ谷駅 麹町口・赤坂口から徒歩3分
定員 60人、申込不要、参加費無料