(一財)自治体国際化協会 市民国際プラザは、平成30年度地域国際化ステップアップセミナー in 福山「ダイバーシティ×防災」を2019年1月11日(金)に開催する。
<開催趣旨、同協会のHPより>
「ダイバーシティ」とは、さまざまなちがいを受け入れ、多様性に配慮した地域や組織をめざす取り組みのことです。 一人ひとりのちがいを尊重し、対等な関係を築こうとしながらより良い社会を目指すということは、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」の基盤である「誰も取り残さない」という考えに通じます。
スピードとボリュームが最優先される災害時は、多様性への配慮が後回しにされがちです。誰も取り残されない災害を考えることは、災害大国日本においてとても重要です。折しも本年は記録的な豪雨、台風、そして巨大地震に見舞われ、新たな課題も見えてきました。
そこで本セミナーでは防災における「ダイバーシティ」の視点の重要性を認識し、今後、災害に備えるために何をすべきかを 考える機会とします。とくに今後も増加が予想される外国人への災害時対応に焦点をあて、自治体・国際交流協会・NGO/NPOなどが情報を共有し、繋がるための“出会いの場”を提供します。
ダイバーシティ×防災
誰一人取り残さない ~自然災害の経験を踏まえてこれからに備える~
〔SDGs目標11 住み続けられるまちづくりを〕
日時 2019年1月11日 (金)13:30~17:30
会場 エフピコRiMセミナールームA
(広島県福山市西町1-1-1 )
参加費無料
主催 (一財)自治体国際化協会 市民国際プラザ
運営協力 ふくやま国際交流協会
後援 広島県、福山市、(公財)ひろしま国際センター、ふくやま国際交流協会
対象 自治体・地域国際化協会・NGO/ NPO 関係者等定員50名
(※定員となり次第受付終了)
プログラム
1.話題提供
田村 太郎
一般財団法人ダイバーシティ研究所 代表理事
「誰一人取り残さない災害対応をめざして ~近年の取り組みから~」
楊 梓
公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構、阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター 研究部 研究員
「災害時の外国人支援の実情と課題」
2.事例紹介
ふくやま国際交流協会 事務局長(福山市市民相談課長) 岡崎俊輔
「西日本豪雨災害を教訓として」
岡山県総社市市民生活部 人権・まちづくり課 国際・交流推進係
主事 譚 俊偉
「外国人住民が主体となる地域防災と災害時対応」
NPO法人多文化共生マネージャー全国会議 理事
安芸高田市国際交流協会 事務局長 明木一悦
「広域連携による災害対応の現状と課題」
ダイキグループ 株式会社ダイキ 海外事業部次長 菅野竜平
「企業における外国人の雇用と西日本豪雨水害での対応について」
3.パネルディスカッション
ファシリテーター ダイバーシティ研究所 代表理事 田村太郎
※ 参加者 上記登壇者および全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)事務局長 明城徹也
※ 終了後、別会場にて会費制の懇親会を開催