麻布大学いのちの博物館の企画展示「3Dプリントレプリカに触れるーフォトグラメトリーの世界」展の併設セミナー6が、同博物館(神奈川県相模原市)で9月14日に開催された。
3Dプリンターで作られた本物そっくりの動物の骨、その頭、顎の形などに、実際に触ったり、動かしたりして動物の体について学んだ。
講師は、国立科学博物館の森健人先生。
3Dプリントの動物の骨格模型について学ぶ
講師の森先生は、フォトグラメトリーという技術を3Dプリントに応用し、動物の骨格のレプリカ模型を作製している。
講演では、森先生が解剖学を志した理由や、博物館や標本を身近に感じてもらうための活動(居酒屋博物館、路上博物館など)についても紹介した。
さらに、本物の骨格標本と、ほぼ完璧に再現できる3D標本の違いや可能性についての話もあった。
講演の後、参加者は実際に、展示中の3Dプリント標本を触って、その特徴などを確認した。
いのちの博物館セミナー6
「3Dプリントレプリカに触れるーフォトグラメトリーの世界ー」
日時 2019年9月14日(土) 10:30~12:00
会場 麻布大学いのちの博物館
神奈川県相模原市中央区淵野辺1-17-71
JR横浜線矢部駅 徒歩5分
参加者 11人(小学生を含む)
参加費無料
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