過激派と国の戦いにより被災したフィリピンの人々が、平和を取り戻そうとする試みについて学ぶ講座が、12月14日に清泉女子大学で開催される。
概要
2017年5月、フィリピンの南ラナオ州にあるマラウィ市で、過激派組織ISへの忠誠を誓う集団により、公共機関が占拠される事件が発生。
フィリピンのドゥテルテ大統領は掃討作戦として空爆を行い、結果的に多数の民間人が難民として周辺の地域に逃れることになった。
この講座では、マラウィ市で長く調査を行ってきた辰巳氏が、今回の事件の背景について解説するとともに、平和を取り戻そうとする人々の試みについて、現地の調査を元に紹介する。
講師 辰巳 頼子
清泉女子大学准教授 清泉女子大学大学院地球市民学専攻准教授
大学院体験一日講座〈地球市民学専攻〉
破壊された街から
フィリピン南部マラウィ市における人々の戦い
日時 2019年12月14日(土) 10:40~12:10
会場 清泉女子大学 1号館(予定)
受講料 一般:1500円
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