千葉商科大学(千葉県市川市)は、高校生向けの「地元再発見コンテスト」を2014年より開催している。
地域ビジネスや商品に関心があり、斬新な発想や企画プランを抱く高校生に向け、地元中小企業の技術、特産品、伝統商品、伝統芸能、自然環境、文化遺産など、“地元の自慢できる「もの」「こと」”を活用して地元活性化へつなげるビジネスプランを募集するコンテストだ。
2019年度も、同大学教員、学生の投票により最優秀賞が選ばれた。
最優秀賞
『ブラックバスを使って一石二鳥!!』
福島県立猪苗代高等学校 村尾碧さん
ブラックバスが肥満予防に効果的な栄養素を含んでいることに着目し、猪苗代湖で繁殖が問題視されているブラックバスを食べることで、外来種の駆除とメタボリックシンドロームの増加を解決できる一石二鳥な自然体験学習を企画する。
*猪苗代湖の問題のひとつである生態系を脅かすブラックバスを逆手にとって、それを生かしたビジネスプランを考えたことが評価された。
優秀賞
『源平合戦の歴史伝承を体験するツアー』
金光学園高等学校
吉實沙希さん、渡辺陽さん、和田雄喜さん
『紙ごみでつくるオリジナルの芸術』
東京都立千早高等学校
大岩眞己さん
審査員推薦賞
『名古屋コーチンフェスタ』(愛知県小牧市)
愛知県立古知野高等学校
川尻柚希さん