1994年から富山で「インターネット市民塾」を立ち上げた柵富雄さんが、書籍「生涯学習eプラットフォーム 私の出番づくり・持続可能な地域づくりの新しいかたち」を発行した。
インターネット市民塾とは、誰でも自分の講座やサークルを開催でき、その講座をどこからでも受講できる「知のフリーマーケット」。
94年当時、この斬新な市民塾を立ち上げた柵さん。これまでの活動を振り返り、市民が教えて学び、市民講師として地域にデビューするための、また地域ぐるみでそのための「しくみ」や「場」を用意するためのヒントについてなどを綴っている。
生涯学習eプラットフォーム
私の出番づくり・持続可能な地域づくりの新しいかたち
概要
はじめに
序章 ひとりひとりにとっての人生100年時代
ひとりひとりのライフサイクルに起こる諸問題
つながりの希薄化、人的資本の喪失
人生100年時代、いかに「生き直し」できるか
第1章 市民講師デビューという創造的試行
第2章 市民講師になる
第3章 市民の地域人材化を育てるプラットフォーム
第4章 プラットフォームの実践例
終章 プラットフォーム構築へのアプローチ
市民塾ヒストリー
さまざまな主体とアプローチ
これからの取り組みのヒント
発行:明石書店
本体3,200円+税
A5判・200ページ