特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)は、7月19日に「PARCオンライン・シンポジウム」を開催する。
テーマは「コロナ/気候危機からの回復 地域から始まるグリーン・リカバリー&ミュニシパリズム」
欧州を中心に、すでにコロナ禍からの持続可能な回復をめざす政策として「グリーン・リカバリー」が提案され議論されている。
また、コロナ感染の以前から、いったん民営化された公共サービスを再公営化する自治体の動き(=ミュニシパリズム)も増加している。
世界の自治体・市民の取り組みを知り、日本の状況と結びつけながら、今後の日本を考えていく。
【内容】
第1部 これが世界の潮流だ!―コロナ禍からの再生をめざして
基調報告(1)
コロナ時代を生きるビジョン―グリーン・リカバリー最前線
井田徹治 (ジャーナリスト)
基調報告(2)
公共の力を取り戻す!-世界の自治体で進む再公営化
岸本聡子 (TNI)
ディスカッション&質疑応答
コーディネーター 内田聖子(PARC共同代表)
第2部 持続可能なコミュニティへの変革―各地からの報告
(1)市民共有財としての公共サービスを―金沢市のガス・水力発電事業民間譲渡の危機から
森一敏(金沢市議/PARC会員)
(2)世界に広がる「気候非常事態宣言」自治体のネットワーク
漢人明子 (緑の党東京都本部共同代表/元小金井市議会議員)
(3)地域からエネルギー政策を変える!
(4)農と食を地域で循環させる-学校給食を有機無農薬に
鮫田晋 (千葉県いすみ市農林課)
(5)気候危機下における自治体の災害対策・公衆衛生
●第1部・第2部の報告者でのパネルディスカッション&質疑応答
コメンテーター 大江正章(PARC共同代表)※予定
コーディネーター 内田聖子(PARC共同代表)
日時 2020年7月19日(日) 15:00~18:20
使用システム: オンラインミーティングシステムZOOM
参加費 一般1000円、25歳以下&生活困窮者の方は無料
定員400名