インタビュー:社会とつながり輝く女性を増やしたい:キャリアコンサルタント浜田有里恵さん

浜田有里恵さん クリックで拡大

 キャリアコンサルタントや、カラーコーディネーターとして活躍中の浜田さんにインタビュー!
 悩める日々を乗り越えて、女性の自分らしい生き方・働き方の支援をしている。


★ざっくりいうと・・・

<前編> 失われた“自分らしさ”を取り戻して
・退職して、子育てに追われる日々からの出発
・地元ママたちと、地域活動を開始!

<後編> 挑戦は続く。女性の生き方・働き方支援へ
・新たな自分を発見
・仕事・起業を考える
・女性の主体的な人生を応援


<前編>失われた“自分らしさ”を取り戻して

「この姿は私じゃない」と落ち込む

 20代の頃、大手百貨店でキャリアファッションを販売していた浜田さん。キャリアブランドを身にまとい、毎日さまざまな顧客にファッションアドバイスする多忙な日々を送っていた。

 しかし、結婚、妊娠すると退職を余儀なくされる。2006年当時は、まだ育児休暇はなかった。

 その後は出産、子育てに追われる日々が続いた。長男は喘息を患い、育児と病院の往復に追われる毎日だった。

家事や育児に追われていた。

 そんな時、退職前の同僚に会い「なんだ、その恰好は」と言われてしまう。

「その時の私は、髪はぼさぼさ、メイクもおざなりだったと思います。3~4年で自分はこんなに変わったんだ、もう前の職場の人には会えない…。1週間くらい落ち込んでしまって。その後、ショーウインドウに映った自分の姿を見てハッとしました。『これは私じゃない』この私は、私じゃないと思ったんです。実は、当時は忙しくて、自分の姿をしっかり鏡で見ていませんでした」。

 当時は、ナチュラルテイストの服を着て、「おうち時間を大切にするママ」を演じていたという。

「お母さんに人気のファッション誌を買って、流行っている服を着ていました。でも、自分に合わないということに気が付いたんです。無理して『ステキなお母さん』という役割に自分を押し込めていたと思います。働いていた頃の自分を振り返って、あの頃のいきいきしていた自分に戻りたいと思いました」。

行動開始。自分らしさを発見・開拓!

 “自分らしく生きたい”と決心すると、浜田さんはすぐに動き始める。

 第二子の妊娠中に、独学で色彩検定1級の勉強を始め、資格を所得。その後、0歳の長女をおんぶして渋谷に通い、パーソナルカラーの個別レッスンを受ける。そして、2011年に長女が1歳になった時に本格的に行動を開始した。

 お母さん向けのカラーやファッションの講座を、地元稲城市の複合文化施設iプラザ(アイプラザ)で開催した。

カラーのカウンセリングをする

「名刺も持ったことがなかったんです。初めてパソコンで見よう見まねで名刺、チラシを作って近所の商店街を一軒ずつ訪問してチラシを置いてもらいました。セミナーは2回開催して、3~5人くらい来たけど、ひとりでやっていたので疲れてしまいました」。

 その後、隣の調布市にある「てづくり倶楽部おたすけママ」というグループを知る。縫い物・家事代行、子育て支援を中心に活動しているお母さんのグループだ。

「地域のお母さんのコミュニティに関わり、何か役に立ちたいと思っていました。そこに行けば、同じような気持ちの人がいるに違いないと思ったんです」。

 すぐにおたすけママを訪ね、調布市の文化会館たづくりで、お母さん向けのカラーやファッションの講座を企画開催。この講座をほぼ毎月1回、約3年間続けた。

 その後「地元の稲城市にもお母さんのための会があったらいいな」と思い立ち、友人と共に「ママと女性の癒し&交流スポット『ママごこち』」というグループを設立する。

ママごこちのメンバーと共に

 ママごこちは、さまざまなセラピー、癒し体験、手作り品販売など、お母さんたちができることを持ち寄って交流するグループで、2020年で9年目を迎えた。

 「これが私の転機でした。自分を取り戻しながら、自分ができることを開拓していくみたいな感じでした」。

 すばらしい行動力に感心していると「自分らしくない自分は嫌だったんです」と彼女は強調していた。

下記より<後編>挑戦は続く。女性の生き方・働き方支援へに続く

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