自然のデンキで光るイルミネーション点灯
12月12日(土)東京都調布市で、自然エネルギーで光るイルミネーションをつくり、点灯するイベントが開催された。
主催したのは、トリエ京王調布。企画運営は、(一社)えねこやと(一社)調布未来のエネルギー協議会。ワークショップ担当は、アーチストの山田はるこさん。
得る”Cafe”でも応援してきた(一社)えねこや。電力自立の移動式えねこや(木製トレーラーハウス)も出動して、イベントは大勢の親子などを集めて行われた。
光と遊ぼう みんなでつくった
「自然のデンキ」イルミネーションRE100
子どもたちが考えた自然エネルギーのイメージを元に、アーチストの山田はるこさんが、オブジェが制作。子どもたちがLEDライトをつけていった。
オブジェのイルミネーションの電気は、調布市主催の環境講座で、子どもたちが風力発電と水力発電で作った電気を活用している。
また、イベント関係は、えねこやの太陽光発電の電気を使用した。
午後5時、カウントダウンの掛け声と共に、子どもたちがイルミネーションをライト・オン!
調布駅前が近いだけに、大勢の人が見守る中、色とりどりの自然エネルギーのイルミネーションが輝いた。
★イルミネーションRE100とは
2018年、東京都多摩市で始まった。
再生可能エネルギーの電気で光るイルミネーションを点灯させる活動。
今年は、調布市、三鷹市、武蔵野市などの市民団体、個人参加もあり、全10か所で同じ12月12日にイベントを開催。同時刻午後5時に点灯した。
東日本大震災から10年を迎える2021年12月にも、同日同時刻に点灯式を行う予定だ。来年に向けて、開催地をさらに増やすことを目指している。
同イベントを通して、再エネを普及させること、オンラインでもつながることを目指している。
影絵をつくろうワークショップ
LEDライトをオブジェにつけている横では、子どもたちは影絵に使う切り絵つくりを楽しんだ。
点灯式後にモニターを使って影絵遊びだけでなく、自らいろんなポーズで影をつくっていた。
(取材・写真 管理人 a-Nest いとう啓子)