京都駅の近くにあるホテルでバイキングをゆったり楽しもう! 

美味しい食べ物との出会いは、旅行の大きな楽しみのひとつですよね。ここでは、魅力的な食文化を持つ京都を訪れた際におすすめのホテルのバイキングをご紹介します。京都駅から徒歩で行けるホテルバイキングのなかから、関西在住の私が実際に行ったことのあるバイキングを厳選してお伝えしますので、ぜひ参考になさってください。

美食を囲む素敵なひとときが、皆さんの旅の素敵な思い出になれば幸いです。

(日帰りで利用できる京都のホテルのおすすめプール)

最初にご紹介するのは、JR京都駅直結という利便性の高い立地にあるホテルグランヴィア京都のカフェレストラン ル・タンです。朝6:30から夜22:00まで利用できるカジュアルスタイルのオールデイダイニングで、色んなシーンで活用しやすいですよ。

こちらで人気のバイキングが、スイーツバイキングです。季節に合わせてテーマを決めてバイキングが実施されているので、何度訪れても、新鮮な驚きを感じることができます。夏に訪れたバイキングでは、マンゴーやパイナップルを使ったトロピカルで夏らしいスイーツが食べ放題で、感激しました。

パティシエおすすめの一皿として提供されたピーチメルバは、見た目にも美しくて、たくさん写真を撮ってしまいました。大好きな桃をおしゃれにアレンジされた一皿を食べて、口福感を味わうことができ、贅沢な気分に浸れて良かったです。

他に印象に残っているのが、ル・ランの看板メニューという焼きたてのスフレです。口に入れるとすっと消えてゆくようななめらかな口溶けで、その場でしか味わえないスイーツならではの醍醐味を堪能できました。9月から始まった秋のスイーツバイキングには、芋栗南瓜という秋の味覚を生かしたスイーツが勢揃いしています。

パティシエおすすめの一皿として用意されているのは、高級食材として知られる丹波栗のクリームをその場で絞ってくれるしぼりたてのモンブラン。しぼりたてならではの香りの豊かさやクリームのなめらかさを堪能して、秋の恵みを感じてみてはいかがでしょうか。

こってり濃厚な味わいに飽きた時には、10種類にも上るバリエーション豊かなアイスクリームを味わうといいですよ。

京都を訪れたら、京都らしいおばんざいを味わってみたいと考えている人も多いことでしょう。京野菜を使った上品なおばんざいをバイキング形式で味わえるのが、京都タワーホテルのタワーテラスです。JR京都駅前に建つ京都のシンボルタワー・京都タワー内のレストランという、アクセス至便の立地もおすすめポイントです。

地元京都の美味しいものが味わえるランチバイキングの実施時間帯は、11:30~15:00です。タワーテラスのバイキングで嬉しかったのが、食材の旨味を引き出す窯焼き料理の充実度です。

京都ぽーくや但馬の味どりを使ったお肉料理から、京野菜のバーニャカウダまで、地元食材を生かした窯焼き料理が並んでいて、その風味の豊かさに深く感銘を受けました。

窯焼きの技を生かしたピッツアも、美味しかったです。しらすや九条ネギ、加茂ナスといった京都らしい食材をトッピングしてあり、ピッツアの奥深さを知ることができて良かったです。また、だし巻き卵、きんぴらごぼうといった定番のおばんざいの上品な美味しさに触れて、ほっこり和んだ心地にもなれました。

バイキングの締めには、京都らしさあふれる抹茶スイーツと、京都の老舗茶舗・辻利のお茶を楽しめます。ミニサイズの抹茶パフェや、一口サイズの抹茶のロールケーキなど、抹茶スイーツをちょっとずつ色々味わえて、至福のひとときを過ごせました。

煎茶やほうじ茶といった、やさしい味わいのお茶も存分に堪能できて、京都らしいランチを満喫できたのが嬉しかったです。便利な立地、魅力的なメニュー構成のホテルバイキングなので、京都観光に訪れた人にもぴったりです。

バイキングには惹かれるけれど、そんなにたくさんは食べられない、と感じる人もいることでしょう。そんな人にもおすすめなのが、都ホテル 京都八条内のダイニングカフェ&バー「ロンド」で楽しめるRonde Lunch ハーフブッフェ ERANDEです。

Ronde Lunch ハーフブッフェ ERANDEは、全てのお料理をバイキング方式で味わうのではなく、メインディッシュは好みの一皿をチョイスし、オードブルやデザートをハーフブッフェスタイルで楽しむという方式です。

メインディッシュは月替わりで、5種のメニューから選択できます。先日利用した際には、メインディッシュとして、牛肉のポワレ京の黄真珠を使ったディアブルソースをチョイスしました。京の黄真珠というのはこの時に初めて知った食材で、ワクワクした出会いができて嬉しかったです。

お店の方によると、真珠のように小粒の黄色の唐辛子で、新しい京野菜として注目されているそうです。味わってみると、爽やかで上品な香りがして、京の黄真珠のおかげで、癖の強い牛肉をさっぱりと食べることができました。

こういった地元ならではの食材を巧みに取り入れたお料理を味わえるのは、やはりポイントが高いですね。オードブルは、色とりどりの野菜を使ったバーニャカウダをはじめ、フレッシュな野菜を生かしたお料理が豊富に用意されていました。

ローストポークなどお肉系のメニューもあって、ヘルシーながらもボリューム感も感じられる、充実した内容でした。

(京都の人気スポット南禅寺周辺のホテルをチェック)

ハーフブッフェスタイルでお料理を楽しめるホテルをもうひとつご紹介しましょう。京都新阪急ホテルのブールヴァールでは、注文を受けてから作るメインディッシュと、40種類ものオードブルやデザートが揃うハーフブッフェを楽しめるバイキングが人気です。

メインは、5種類のなかから好みに合ったものをチョイスできます。こちらのレストランは、ランチタイムだけでなく、ディナータイムにもハーフブッフェを利用可能です。ディナーには、ブッフェ内容が豪華になり、ローストビーフや握り寿司といったご馳走を味わうことができて、ランチよりさらに満足感が高かったです。

最後にご紹介するのは、京都センチュリーホテルのオールデイダイニングラジョウ。吹き抜けを生かした開放的な空間で、ラグジュアリーなお食事を楽しめるおしゃれなレストランです。朝昼夜、いずれの時間帯もバイキング形式でのお料理楽しむことができ、アフタヌーンティーのスイーツバイキングも用意されています。

こちらのスイーツバイキングは、期間を定めたテーマに沿ったバイキングを楽しめるのが魅力です。2023年7月から8月までは、サンリオの人気キャラクターのマイメロディ&クロミとコラボしたアフタヌーンティーのスイーツバイキングが提供されていました。

お友達と予約して訪問したのですが、ウサギを模したタルトなど、繊細で可愛いスイーツがいっぱいで、胸がときめくティータイムを過ごせて良かったです。

京都観光の玄関口とも言われる京都駅の周辺には、充実したサービスが評判のホテルが軒を競い合っています。ホテル内のレストランやカフェでは、気軽に利用しやすいバイキング形式でお料理やスイーツを提供しているところが多数あり、ホテルバイキングの隠れた激戦区ともなっています。

京都らしいおばんざいを楽しめるバイキング、目でも舌でも楽しめるスイーツを堪能できるバイキング、と色んなバイキングがありますので、シーンに応じて適したお店を選んで利用してくださいね。

( 京都にある広いホテルを安い料金で予約する方法は)

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